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治療打ち切りと言われたがまだ痛い

交通事故によって怪我を負った場合、完治まで加害者に面倒を見てもらいたい。
被害者の気持ちとしてはこう希望するのは当然です。お気持ちはよくわかります。

しかしながら現実には、半年程度リハビリなどの治療を受け続け、症状の改善状況もこう着状態となってくると、
保険会社から治療費の負担を打ち切りたいとの打診が来るのが通常です。
治療によって症状の改善が思わしくなく
主治医もこれ以上治療を続けても改善の余地はほとんどないと判断していれば、
保険会社の対応は法的にも妥当なものであると言わざるを得ず、これに法的に対抗することは困難となってきます。

このような状況で、被害者としてはどう対処するのが適切でしょうか。

まず、残っている症状が軽い痛みやうずきといったものである場合は、生活の改善が必要です。
そもそも病院での治療というのは万全ではありません。
医療とは人間の自然回復力をサポートするのが主な役割で、
手術等を行う場合を除いては、基本的には対症療法であると言っても過言ではありません。
特に筋肉性の痛みである場合には、本来最も大事なのは普段の生活です。
痛みが増す原因となることはしない。例えばむち打ち症状が残っているのであれば、
首や肩が凝るような仕事はしない、避けられない場合は適度なストレッチを行うといったことが重要です。

過保護もよくありません。使わない筋肉は衰えますから、
家でずっと床に伏していたのではかえって症状は悪化することもあります。
病院でリハビリを受けているからといって、それで運動は充分なわけではなく、
やはり通常の社会生活を営む程度の体の運動は、本来の体調を取り戻すのには必要ですので、
積極的に事故前の生活へ戻す努力はしなければなりません。
病院での治療に依存していると、こうした努力が後回しになって回復が遅れる要因となることもあるのです。

と、ここまでは後遺障害が残らない程度の怪我の症状についてのお話です。
後遺障害が残る程度の怪我についてはこの限りではありません。

後遺障害が残る怪我については、いつまでも保険会社負担で治療を受けることを考えるよりも、
後遺障害の等級認定を適切に受けられるように動くことが最も重要です。
怪我の種類によっては、時間を掛けてじっくりリハビリをした結果、
受けられる後遺障害等級が低くなってしまう事もあるのです。
もちろんお体のことですから改善するに越したことはないのですが、
認定基準のボーダーラインをわずかに超える回復をしたために、
ライン上のギリギリ下の等級の認定となったのでは喜ぶにも喜べません。
それならば速やかに後遺障害申請を行い高位の等級を獲得した後で、じっくり自費でリハビリを行ったほうが、
結果的には後遺障害保険金の面で断然有利なのです。

これは後遺障害の種類によって、またご自身の障害の程度によって判断は異なります。
ボーダーラインすれすれに位置する程度の症状で、若干の改善の余地がある場合に、
その若干を上回る努力をすることで自分の首を絞めてしまう結果となることがあるのです。

これらの判断は微妙な判断を要する場面です。慎重を期すには専門家への相談が必須と言えます。


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