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顔の醜状障害

顔の醜状障害については、男性と女性で認定等級に違いがあります。
女性の場合は、著しい障害が7級、単なる障害が12級で、男性の場合、それぞれ12級・14級となります。
「顔の」と書きましたが、厳密には頭から首までを対象の範囲とします。

著しい障害と単なる障害の違いについてですが、これは傷跡の面積によって区分されます。

著しい障害 (女性7級、男性12級)

頭部 : 手の平大以上の傷跡 又は 手の平大以上の頭蓋骨欠損
顔面 : 鶏卵大面以上の傷跡 又は 5cm以上の線状痕 又は 10円銅貨大以上の窪み
頚部 : 手の平大以上の傷跡

単なる障害 (女性12級、男性14級)

頭部 : 鶏卵大面以上の頭部の傷跡 又は 頭蓋骨の欠損
顔面 : 10円銅貨大以上の傷跡 又は 3cm以上の線状痕
頚部 : 鶏卵大面以上の頭部の傷跡

以上はあくまで「基準」ですが、実際には顔の傷跡などは人によって見え方に個人差があります。
傷の程度によっても変わってきますので、単純に面積や長さだけで決まるものではありません。
髪型によっては隠れてしまう「おでこ」の傷跡などについては認定されにくい傾向があります。
結局のところ「パッと見た感じどんな印象を受けるか」というのが重要なポイントとなります。
面積や長さは基準を満たしていても、見た印象がさほどでもない傷跡については認められにくい傾向にあります。


醜状障害と逸失利益

醜状障害については、後遺障害として認定されたとしても逸失利益については否定される傾向があります。
機能障害などの身体的な障害とは違い、将来の労働能力には影響しないと考えられているからです。

ただし女性については外貌の障害は職業意欲の減退等の影響も大きいため、
等級と比較すると低い労働能力喪失率ではあっても逸失利益が認められやすい傾向があります。
モデルやタレント、水商売といった、外貌が直接収入に結びつく職業の方、
対面での営業職や未成年の女性については認められると思って良いでしょう。

男性については厳しい面も否定できませんが、
未成年であれば可能性を断たれたという意味合いで認定の可能性がありますし、
例えばモデルやタレント、イケメンを売りにしているホストであるとか、
醜状障害が直接影響を及ぼす職種の方についてはしっかり主張するべきであると考えます。


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