行政書士への依頼が適している人
独力で切り抜けるには知識不足・時間不足であり、適切な相談先を探したい。
が、裁判を起こして最後の1円まで、ということは考えてはいない。
そのようなケースでは相談先として弁護士を選択肢に入れられることは少ないでしょう。
請求額がさほど高額とならない事案においては、
弁護士に相談したが体よく断られたという人も多いのではないかと思います。
そのようなケースでは相談先として行政書士が浮上してくるのではないでしょうか。
確かにこのようなケースでは行政書士という選択肢が妥当なものであると言って良いかも知れません。
ただ気をつけて頂きたいのは、
行政書士という資格が決して交通事故の専門家たるにふさわしい資格とは言えない面です。
行政書士という資格は、法律職の一つです。
ですが弁護士に比べてあまりにレベルの低い資格であると言わざるを得ず、
中には公務員として行政事務を一定期間行っていただけで自動的に行政書士資格を取得する人もいます。
これらの人は交通事故の知識などこれっぽっちも持っていません。
試験に合格して資格を取得した人であっても、
試験内容で交通事故に関連するものと言えば民法くらいのものですが、試験の中のごくごく一部にしかすぎず、
とてもとても交通事故の相談を受けられるような知識に結びつく試験ではありません。
弁護士であれば司法試験の後に
司法修習にて実際の裁判を傍聴したりして交通事故の実務知識も身につけますが、
行政書士にはそのような研修のようなものは何もありません。
交通事故の専門家であるかどうかは全て「自称」に委ねられているものなのです。
ですから「行政書士」という看板によって交通事故の相談先としての適正を判断することは出来ません。
あくまで個人のスキルによるものでしかないのです。
この点については、充分に注意されて相談先を選別して頂く必要があります。
