保険会社の対応に不満がある
保険会社が誠意をもって対応してくれない。このような不満を持つ被害者は多いです。
軽傷の被害者では、多いというよりほとんどかも知れません。
交通事故の被害者は、事故にさえ遭っていなければ何事もなくこれまでの生活を送っていたのに、
事故に遭ったばかりに体はつらく、精神的にも苦しめられ、しなくて良いはずの面倒な手続きも余儀なくされます。
交通事故になどそう滅多に出くわすものではありませんから、まさに非常時です。
加害者や加害者側の保険会社からは余程丁重な扱いを受けてもバチは当たりません。
にも関わらず保険会社の担当者はいかにも事務的で、申し訳ないという態度などさらさらありません。
怒りも頂点に達し、
「慰謝料などどうでも良いからとにかく謝罪に来い!」
「金なんかいらないから今すぐ体を元通りにしろ!」
・・・と、怒鳴りつけてみたくもなるというものです。
しかし、少し冷静になってよく考えてみて下さい。
保険会社の担当者は仕事で毎日毎日被害者とばかり接しているのです。
あなたが保険会社の社員であったなら、自分が起こした事故でもないものを、
単に担当者というだけでこうした罵声を浴び、毎日毎日謝り倒すのを日課にする仕事に耐えられるでしょうか。
せめて加害者本人ではないとある程度担当者の立場もわかった対応をする被害者ならともかく、
「あんたが加害者だ」と言わんばかりの被害者に接したら、
たまにはキレそうになるのを抑えながら毎日ストレスと戦っていることも容易に想像が付くでしょう。
もちろんその仕事を選んだのはその担当者ですから、
選んだ以上は責任を持って叱られ役をやるのが仕事だと言えるのでしょうけど、
そもそも「誠意」というのは求めれば求めるだけこちらもストレスが溜まるだけで何も得はないのです。
そうやって自分に言い聞かせてひとまずは気持ちを抑え、
「賠償金額の算出では絶対損をしないぞ!」
という方向に気持ちを切り替えるのが賢明と言えるのではないかと思います。
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